KOSEN Conference in Tokyo 2018に参加した

目次

はじめに

3日間東京に行ってきた、ゲインです。

今回は高専カンファレンスに参加してきたので、感想を書きます。

きっかけ

実は高専カンファレンスへの参加は初めてで、 そもそも今ままであんまりこういうイベントには参加してきませんでした。

大体の場合、遠方で開催されるので、高い交通費を払ってまでも参加する意味があるのか と思っていた自分が居たのも確かです。 (おおよそ新潟から東京まで往復16000円)

しかし今回は学生への交通費支援制度があり、交通費が満額、交通費が満額(大事なことなので2回)でたため、参加を決意しました。

発表を聞いた感想

こちらのリンクのタイムテーブルの中で、自分が聞いた発表について感想を書きます。

KOSEN Conference in Tokyo 2018

実践!イラストでわかりやすく表現する技術

湊川あいさん(@llminatoll)というイラストレーターの方の講演。

自身がGitやDocker等をマンガで初心者向けに伝えるための手法を発表していただいた。

自分自身が、学生に技術を教えるということをしているため、 自分自身困ったなーっていう部分に対してのアンサーが合ってよかった。

特に自分自身が初心者だったことを忘れるという話が一番 わかる〜〜 となり共感できた。

また懇親会でもより深く話を聞けて今後の授業の参考になった。

Dive into the community

うなすけ君(@yu_suke1994)によるコミュニティに参加するのは良いぞという話。

発表を聞いている人に向けて自分が参加しているコミュニティの良さや、 コミュニティに参加することで自分がどう変化したかという話でした。

自分に照らし合わせると、田舎だからイベントないし…という言い訳をしてあまり人と関わってきていなかったので、積極的にコミュニティに関わって行きたいなと思いました。

これは余談ですが、普段のTwitter上の彼は散々ネタにされているのでやべーやつなのかと思っていましたが、実際に合ってみるといい人でしたまる

写真を半自動でアップロードしたい俺たちは

どくぴーくん(@e10kup)によるカメラで撮った画像のアップロード自動化の話。

あんまり写真を取らないので、写真をたくさん撮り、共有する人の苦しみが垣間見えました。

最初に無線でアクセスできるSDカードとかあったよなーって思ってたらちゃんと言及されてて、Luaが動く!ってなった時にふぁっ?!ってなってました。

高専卒がインハウスマーケターになるまで

idemiさんの高専卒からマーケティングに携わっていく話。

indeedで[高専 マーケター]とかで調べると出てこないよねーという下りは面白かったです。

エンジニアからしているとマーケターとか営業の人っていまいち何をしているのか分からないので、マーケターとして考えていることを聞けてよかったです。

今すぐ始める社会とつながるMake

きゅんくんさん(@kyun_kun) によるロボット + 服 の話。

幼い頃にCHROINOというロボットに憧れてという点は後世に思いが受け継がれていっているんだという気がして他人事ながらエモくなった。

一番のエモポイントは"ファッションは服じゃなくて情報"と発表していて、なるほど〜〜(語彙力)という感じだった。

後は”学生のうちにやりたいことをやろう”というのも心に来た。

もっとそれ早く聞きたかったなーというお気持ちです。

デモのロボットもかなりレスポンスが良くてただただ凄いというお気持ちです。

気がついたら企業側で高専プロコンに参加してたって話

yanoshiさん(@yanoshi)による高専プロコンの裏側の話。

高専プロコンに参加したことはないけども、サイコロの話とか色々Twitterで燃えていたのでどんなもんなんだ…というのは興味がありました。

yanoshiさんが持つ参加者としてのお気持ちと、審査員等運営側のお気持ちのDiffが見れて面白かったです。

高専生を、もっと挑戦者に!

りゅーかんさん(@RyuhiKanno)の高専生はもっといろんな視点を持とうねって話。

新潟っていう田舎だと特にありがちで、なんでも良いから仕事を手に入れるために安くても就職しちゃうっていうのはもったいないなと思います。

自分も就活は絶対スーツを着たくなかったし、仕事で1日8時間つらい思いをしたくなかったので、楽しく仕事を出来る環境を選びながら就職しました。

なんでもっと高専生に限らず学生は会社に雑に遊びに行って、会社の雰囲気を確かめてみると良いと思いました。

演じる技術

そーとくさん(@ihcamonoihS)の演劇をやるための技術という話。

あまり演劇を見る経験はないため、全然知らない世界でいい知見になりました。

アイデアを作る技術

じぐそうさん(@neo6120)のアイディアを作り出すという話。

マルコフ連鎖は良いらしい。

以上です。

LT

どの発表も面白くてよかった。

特にうにさん(@64G806)の発表は、LINEからのSlack&Kibela導入は, うわ最近研究室でやったやつだ〜ってなって共感しかありませんでした。

LTじゃなくてもっと時間あったら良かったのになーって発表もあってもったいなさを感じました。

全体的な感想

まだまだ知らない世界ばかりなので、圧倒的な情報の多さにやられています。

上は北海道から下は沖縄まで圧倒的な 多様性を感じました。

このイベントを運営した(@asonas)を始めとした運営陣の方々には感謝しかありません。

現状まだまだ人に発表できるようなコンテンツがないので、次参加する時までには何か発表できるようなネタ&技術力をつけてやっていきたいです。

高専カンファレンス Ruby Hack Challenge - Rails寺子屋特別編

高専カンファレンスの次の日にはピクシブ株式会社さんでやったRuby Hack Challengeに参加してきました。

このイベントはRuby Commiter の笹田さんと遠藤さんを講師にお招きし、Rubyを使って何かをやるのではなく、RubyのインタプリタをHackしよう!といった趣旨のイベントでした。

なので久々のC言語を触って、懐かしい気持ちになりました。

午前は講義形式で一緒にバージョンの表示を変更したり、関数を追加するといった形式で 午後からは自分のやりたいことを実装して、最後に発表するという形式でした。

自分は0バイトでFizzBuzzを実行できるように、Rubyのファイルを読み込んで実行する際に強制的にFizzBuzzが走るようにしてみました。

初学者向けのイベントで、自分がやったような一発ギャグや、やろうとしたけど出来なかった等々を許容する雰囲気でリラックスしてイベントに取り組めました。

これも講師陣やスタッフの方々が良い空気を作り出してくれたおかげだと思います。

2日間イベントに参加しての感想

まだまだ強い高専生はいっぱいいるなと思いました。

普段インターネット上でしか知らないような人たちにも実際に会えたし、まだ知らない人たちにも会えて、とても楽しかったです。

これも運営の人たちや参加者の人達の貢献が合ってこそだと思うので、高専はいいぞ という感じです。

今回は学生枠としての参加でほとんど無料でイベントに参加できたので、 次は社会人として後輩を呼べる様にカンパレンスも頑張っていこうと思います。

最後にすげー楽しかったです。また会いましょう。お疲れ様でした。